圧縮コイルバネや引張コイルバネは、直線方向の荷重に対して利用する事が多いですが、
トーションバネは回転方向に対しての荷重に利用するの
に便利なバネです。 回転方向のテンションを圧縮や引張バネなどで得るためには、
回転方向の力を直線的なものに変換するような仕組みが必要に
なりますが、トーションバネを利用することにより、その構造を簡単にすることができるために、
設計上のスペースや工数を低減することが可能になり
ます。
トーションバネは、シーソータイプのスイッチや、斜め方向に押し込むようなボタンなどに多く利用されています。
外観仕様(アーム角度)について トーションバネ (SUS304)




- トーションバネの使用は、バネを巻き込むように使うのが正しい方向です。
- バネを巻込む方向にねじるとコイル径が減少するため、案内棒(バネの
倒れ止め棒)は最大負荷時の約90%に取るのが一般的です。 - この規格のバネ定数は、アーム長1/2、自由角度B(135°)で計算し、許
容変位量は静荷重の応力を前提にしてあります。 - トーションバネは相手部材により荷重が異なるため、バネ定数は参考値
としてください。
トーションバネの基本計算式
d:線径 D:中心径 n:巻数 a:アーム長 σ:曲げ応力
kTd:バネ定数 E:縦弾性係数(SUS 186×103N/mm2)
φd:角度(deg)
トーションバネの巻方向と巻数について

巻方向および、巻数のサンプル画像です。画像をクリックすると、それぞれに拡大画像が表示されます。
画像の製品は、全てアーム角度135°(Bタイプ)です。

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