■ 短納期で対応いたします。製品によっては2~3日での出荷が可能です。
■ お見積は1個から、簡単な図面でOK!!設計いたします。
■ 耐熱材(インコネル)や角材等の異形材についてもご相談ください!!
圧縮コイルバネの特注品の製作について

製作が比較的簡単で性能が安定しやすく、バネの中でも最も多く使われている形状です。
線径は 0.2mm~ 40mm 以上も製作できます。
極細バネ

導通検査用ピンや医療機器等には欠かせない
バネです。肉眼ではピッチは確認できません。
円錐バネ・鼓バネ

主に電池バネに多く使われる形状です。
たわみ量が多く必要な時にも用いられます。
平線コイル

使用用途はさまざまです。
どんな形状でもお問い合わせください。
圧縮コイルバネの設計上の留意事項

- ●バネ指数 C=D/d(コイル平均径÷材料径)
- コイル平均径と材料径との比率です。(4~10程度を推奨)
D/dが大きくなると、スプリングバックが大きくなり成形しにくくなります。
D/dが小さくなると、コイル内径側に著しく応力が集中し、材料の折れ
やコイリングピンの折れが発生しやすくなります。 - ●縦横比 FL=CD(自由長÷コイル平均径)
- 自由長とコイル平均径の比率です。(0.8~4.0程度を推奨)
この値が大きいと、使用方法によってバネが座屈を起こします。 - ●有効巻数 Na
- バネ定数の計算に用いる有効な巻数で、荷重特性を得るためには、
3巻き以上が良いとされます。 - ●総巻数 Nt
- コイルバネの巻き始めから、巻き終わりまでの巻数のことです。
圧縮コイルバネの端部において、見かけ上バネとして作用しない部分
を含みます。これらは通常両端に各1巻付き、線径0.5mm以下は特に
研削を必要としません。
したがって、総巻数5巻以下は避けた方がよろしいでしょう。
- ●巻方向
- 特別指示のない場合は、通常右巻きになります。
左巻きでの製作も可能です。 - ●自由長さ Hf
- 荷重特性の指定がある場合は一般的に参考値になります。
- ●密着高さ Hs
- 密着高さを測定する事は困難なので、通常は許容差をつけません。
密着高さの計算方法は以下のようになります。
無研削の場合:(総巻数+1.0)×線径
研削有の場合:総巻数×線径 - ●荷重特性の注意点
- たわみの小さい箇所では端部の影響で、たわみの大きい箇所では
部分的にコイルが密着する影響で、荷重特性が計算通りに出ない
場合があります。
バネ用材料一覧表 (特注品オーダーの参考にしてください)
